日本空手道不動会

ラグビーワールドカップ2019

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健康について その1

(特非)日本空手道不動会 副会長 坂本秀雄


こんにち、子供たちの精神・健康面が大きな問題になっています。
その原因の1つに、食生活の欧米化があげられるそうです。そこで古き日本の精神・健康面が分かる、こんなお話を紹介します。次の文はある本から抜粋したものです。


「身土不二」(しんどふじ)という言葉があります。

「身」とは身体ということで、「土」というのは生涯の基盤や風土、環境を意味します。これは分けることができない、というような意味だそうです。日本人は、日本の風土で非常に長く暮らしてきたわけです。そこに適応してきた人が現在の日本人に繋がっているわけです。欧米化だけを進めてきた結果は、健康に結びついていないということです。江戸時代、日本は鎖国をしていました。鎖国に関しては和辻哲郎(わつじてつろう)という方が『鎖国』という本を書いています。名著だといわれていますが、その本のサブタイトルは“日本の悲劇”と書いてあるそうです。鎖国したことがいかにもまずかった、そういう言い方をしてあるのです。でも私は、鎖国ができたということは大変素晴らしいことだと思います。どうしてかというと、初め日本にヨーロッパの船は漂着したのですが、その後もヨーロッパから日本を目掛けて幾つもの国からきたわけです。その当時のヨーロッパは世界中に植民地を作っていた時代です。その時代に鎖国するという宣言だけでまったく戦争することもく、鎖国をすることができた。これは日本の国力の凄さを表していると思います。鎖国をして、来てよいのはオランダだけ。そして入港していい場所は出島だけで、しかも1年に何回までという回数まで決められていました。それをヨーロッパが守らざるを得なかった。そんな状況があったわけです。その鎖国をしている時は現在と違って衣食住、全てにわたって100%自給自足の暮らしをしていました。現在、食料の自給率は40%と言われていますけれど、そんなことは考えられない状態だったわけです。しかも日本というのは大変狭い国でして、世界の陸地面積の0.27%しかないのです。江戸時代の初めには世界の人口が5億くらいと言われています。その5億くらいの人口のうち日本人は3000万人、つまり6%いたわけです。0.27%の面積しかないない所に6%の人口がいたわけですから、これは日本の農業の素晴らしさや、日本の生産力の高さ、こういうものを表していると思います。これを是非もう一度見直す必要があると思います。

続きは、健康についてその2を乞うご期待!!