日本空手道不動会

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「全日本選手権大会」

廿軒家支部 小学5年 安立 駿(あだち しゅん)


 11月18日(日)に、日本ガイシホールで全日本選手権大会の試合がありました。
僕にとっては七回目となる全日本選手権大会です。僕のゼッケンは1210番でした。
ようち園の時から空手を始めて、今回の大会は僕の空手人生で、一生忘れられない試合となりました。


 それは、初めて優勝したからです。ここまでの道のりは、一言ではいえないほど、つらいこともうれしいことも、楽しいこともたくさんありました。僕は小さいころから同じ年の子よりも体が大きく、試合ではいつも自分より年上の大きな選手と戦うことが多く、力だけでなく、頭でも気持ちでも負けていました。でも、そんないいわけばかりいっても強くなれるはずがありません。小学4年生になると自分より大きい人たちのけいこに参加するようになりました。その練習は一部の練習とは全くちがい、体だけでなく、精神をもきたえるけいこです。たとえば、一部のけいこでは自分のための練習をしていたけど、二部のけいこでは、上の人が下の人をはげましたり、注意をしたり、周りの事もしっかりと見るということを教えてもらっています。これからは、僕も廿軒家支部の小さい子たちに先ぱいたちから教えてもらったたくさんのことを、教えていきたいと思っています。今回の僕の優勝は、一人でとったものではなく、館長、先輩、仲間、家族、応えんしてくれた人たちおかげです。