日本空手道不動会

ラグビーワールドカップ2019

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東日本大震災からの復興と災害義援金について

二代目宗家 平野不動


東日本大震災で亡くなられた方々のご冥福と、被災されたすべての皆様の早期復興をお祈り申し上げます。 また、お身内やご縁の方が被災された数多くの皆様の悲しみやご心配お察し申し上げます。 災害の後、私から全館長に話してあったことなども交えまして、少し皆様にお話し申し上げます。


あらためて、不動会に関わるすべての皆様、こんにちは。

東日本大震災で被災された方々に、その絶望感を希望の光と力に変えようと、各道場に災害義援金を届けていただいておりますことに、深く感謝申し上げます。

私たち館長も思いを合わせて義援金をまとめ、先日中日新聞名古屋本社へ《日本空手道不動会 全館長有志一同》として義援金300万円を納めて参りました。

また、その様な状況のなか、病状が大変深刻な総裁を少しでも励まし元気付けようと、先日館長や関係者が集い「古稀のお祝い」が執り行われました。

不動会のことを本当に思い心配していただいている方々から、時期を考慮し延期や中止案に添えて、お優しく温かいご意見もありました。この大事な時を皆様が本当に我が事のように捉えていらっしゃることが伝わってきて、心から嬉しく思い感涙いたしました。

また、どのご意見も素晴らしいものでした。ありがとうございます。

さて皆様、今は困窮している人々に義援金や物資の援助、ボランティア支援、資源の節約等々、日本国民が一丸となって被災された方々の力にならなければなりません。勿論、皆様も同じ思いの筈です。

それにあわせて「こんな時期だから」…と様々なことを自粛する流れがあります。

物品の購入の自粛、催事・イベントの自粛、レジャーや娯楽の自粛等々。

お気持ちは大変わかります。なかなか自分の贅沢や遊びに興じる気持ちにはなれません。私も同じです。

しかし今、日本国民のみんなが緊縮行動をとり続ければ、経済は冷え込み、税収や個人収入も激減して、復興予算や義援金の継続どころかこの国の未来も陰ってゆきます。
今はみんなで救済・支援を継続させながら、より消費もし、経済を今まで以上に活性化させてゆくことが大切です。

今回の災害復興は長期戦なのです。

救済・救援行動をしながらも、同時に国や企業や個人の経済的体力を維持・増進しなければこの国自体が倒れてしまいます。

大切なのは、たとえこの時期、自動車の購入など高低額品の購入や、レジャーや贅沢をしたとしても、なぜ今《あえてそうしているか》ということだと思います。

人を助けてゆくということは、多くの種類の力が必要だということです。

絶対に助ける側が力尽きてはならないのです。

本当に助けたい覚悟を持っているのならなおさら…
何より、そうすることで、長きにわたりずっと被災者の力になれるのです。

その結果、様々なことがより活性化し、東日本の復興だけでなく、この国を善くすることにつながるのです。

自分の力は小さいですが、自分たちの力は大きいのです。

これは東日本大震災からの復興であり、日本国の復興であります。

これからも善なる思いで、多くのことを継続し、被災された方々の幸福に繋げてゆきましょう。

ありがとうございます。