日本空手道不動会

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腰痛に効くストレッチ&エクササイズ


このストレッチで縮んだ『大腰筋(だいようきん)』を伸ばすことができます。
大腰筋とは・・・
大腰筋は腹筋の奥にある見えない筋肉(インナーマッスル)で、上半身と下半身をつなぐ唯一の筋肉です。背骨と骨盤を支えたり、太ももをあげるといった重要な役割を果たしています。また、スポーツ選手においては身体を安定させたり、足がはやくなったり、基本的な運動能力にかかわる筋肉として最近とても注目されています。


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インナーマッスルとは・・・

筋肉の中でも身体の奥にあり、外側から触っても確認できなく、鍛えにくい筋肉です。

しかし、インナーマッスルは関節を固定する役目がある為、鍛えることにより関節痛などの身体の痛みを解消することができます。

大腰筋が縮んで硬くなったり衰えると、平坦な道でもつまづきやすくなったり、骨盤が歪み正常な姿勢が保てず、腰痛がでたり、猫背など姿勢が悪くなってしまいす。また、悪い姿勢が続くと腹筋や背筋も弱まるため、その間にある内蔵が下垂して下腹がボヨンッとでてきたり、脂肪の燃焼を促進する交感神経の働きも低下し、肥満になりやすくなるとも言われています。


≪大腰筋を伸ばすストレッチ≫

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まず、仰向けに寝転び青○部分のようにストレッチする側の足をお尻の下にいれます。

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次に、赤○部分のように反対側の足で、ストレッチする側の膝が浮かないように押さえます。

またこの時、腰も床から浮かないよう意識してください!

※息は止めずに自然な呼吸で!

※黄色の部分(下腹部)が伸びていると感じるように!

※左右10秒×3回 毎日朝晩1回づつ。

※腰痛がひどく、このストレッチの体勢は痛くてなかなかできないという方は、無理をせず立った状態で、壁にもたれながら、手でストレッチをする側の足を持ちながら伸ばす方法で行って下さい。


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≪股関節の筋肉をほぐすエクセサイズ(足踏み運動)≫

腰痛の原因の一つに股関節の筋肉の縮みや衰えがあげられます。

特に椅子に座るとき、足を組む癖のある人は腰痛がでやすくなるので要注意です!

その場で足踏みをするだけです。膝を上げることより、床を踏むことに意識を持って行って下さい。(特に腰痛のひどい方は、無理をして膝を上げる必要はありません)また、腕を大きく振って行うと、肩の筋肉も同時にほぐすこともできます。

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※1分間に100回くらいを目安に行って下さい。

※毎日朝晩一回づつ 上のストレッチとセットで行うと効果的です。