日本空手道不動会

S・F・Kルール
告知
【公式試合】組手のルール 2022/11/18 up
公式試合に出場するときは、以下のルールを確認してください。

組手のルール(競技規定より要旨をまとめたものです)

1.競技時間は、本試合1分間です。

2.勝敗の決まり方
審判員の判断によって、試合は以下のいずれかの結果で勝敗が決まります。

・ダウン
 →攻撃によるダメージによって、試合が続けられない状態
・力量差
 →組手技量の差によって、試合継続が危険だと判断された場合
・戦意喪失
 →戦う意思を喪失したと判断できる言動が見られた場合
・TKO
 →相手の攻撃または偶発的な事故によって負傷し、試合継続が危険だと判断された場合
・棄権
 →選手自らが棄権を申し出た場合
・欠場
 →選手が欠場している場合
・反則
 →一試合で重反則または反則行為を2度繰り返してしまった場合
・判定(副審による優劣判定)
 →競技時間内に上記のいずれかで勝敗が決まらなかった場合

3.副審による優劣判定について
判定を行う際、副審の優劣判定は以下の順で決められます。

◎判定順位1
ポイント(有効打)数の多い選手が優勢選手となります

◎判定順位2
ポイントが同数の場合、以下の項目でより優れていた選手が優勢選手となります
・試合運び
 →試合の流れを主体的に作っていた
・積極性
 →気合いに優れていた/果敢に攻めていた
・技の切れ
 →技の巧緻度・スピード・パワーが優れていた

◎判定順位3
ポイントが同数且つ、判定順位2の各項目においても優劣がつかなかった場合、副審による合理的優劣基準(反則回数が少なかった、場外に出た回数が少なかったなど)で優劣を判定します

4.ポイント(有効打)とは
副審は、以下のような攻撃をポイント(有効打)としてカウントしています。

・突きや蹴りによる中段攻撃のうち、タイミングよく、ガードされず強くヒットした攻撃
(一般男子・ユース男子は蹴りによる上段攻撃も有効箇所と認められています)
※上段・・・鎖骨より上、顔面、頭部、頸部(首)
※中段・・・骨盤より上、鎖骨より下の胴体部分のうち、背中以外
※下段・・・足首より上、骨盤より下
(下段への攻撃は全部門で認められていますが、ポイント(有効打)にはなりません)
※ポイント(有効打)は、審判員が確認できたもののみを認め、推定で認めることはできません

5.反則について
以下の行為は反則です。
反則は、2回で負けとなり、重反則は1回で負けとなります。

・手、肘、腕による上段攻撃
・成人男子、ユース男子以外の部門での足による上段攻撃
・頭突き
・股間への攻撃
・故意による関節等への危険な攻撃(相手が膝を上げてブロックした場合は除く)
・つかみ
・押し
・抱え込み、押さえ、引き手など相手の動きを拘束する行為
・背後への攻撃
(流れの中で止むを得ないものは注意にとどめる。攻撃を止める事ができるにもかかわらず背後へ攻撃したと認めた場合は反則とする。)
・倒れた相手への攻撃
・主審が試合を停止した後の攻撃
・言動、服装、その他不適切な行為
※反則行為により試合が続行できないほどのダメージを相手に与えた場合は、重反則となります
※ポイント(有効打)と同様に、反則は審判員が確認できたもののみを認め、推定で認めることはできません。



上記は競技規定の一部より「組手のルール」について記された条項の要旨をまとめたものです。
違反した場合は、反則または失格となる場合があります。
公正公平な競技を行うため、ルールを遵守してください。