日本空手道不動会

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ストレッチについて


≪ストレッチとは≫
ストレッチは、怪我予防に役立つ筋肉や関節を伸ばす柔軟体操です。
また、誰にでも簡単に・気軽に・個人のリズムで出来ることから、リラクゼーションの方法としても用いられます。つまりストレッチは、体のバランス・調子を整えて身体能力を引き出す、スポーツマンにとって一種のトレーニングであります。とくに、瞬時にいろいろな筋肉やパワーを使う空手を習うみなさんには、心と体をいたわるために欠かせないトレーニングにしてほしです。


≪ストレッチの効果≫

●怪我の予防(関節の可動域を広くする・体の柔軟性と弾力性を向上させる。)

●全身の血流を良くする(筋肉の疲労回復を促進・治癒能力を向上させる。)

●精神的、肉体的緊張の緩和(運動で緊張した筋肉を緩めることにより、脳への血流が促進される。)

●老化防止(若さを保つには、筋肉のはりをたもつことです。それには筋肉に刺激を与えてやることが必要です。)



≪ストレッチで気を付けてほしいこと≫

●反動をつけずに行うこと(筋肉は「伸長反射」といって、急に伸ばされると反動的に縮んでしまう性質をもっています。筋肉に程よい緊張が感じたら、そのところでその状態を保持しましょう。)

●1つの種目に30秒はかける(筋肉には反応時間というものがあり、30秒以上行ってやっと身体に運動の効果をもたらします。痛みを感じない程度にじっくり伸ばしていきましょう。)

●息を止めずに行うこと(自然な呼吸でリラックスして行い、肩の力を抜いて行いましょう。)

●自分のペースで行うこと(体の柔軟性は人によって違います。他人と比較しないで、自分の身体にあわせて強弱を加減しましょう。)

●規則的に行うこと(練習前には行うが、練習後は行わない人が多いようですが、練習後にストレッチを行わないと、筋肉が興奮したまま冷えてしまい、翌日などに痛みが発生しやすくなったり、筋肉の柔軟性が失われます。コンディションを保つ為にも、練習後軽いストレッチをして、筋肉に「もう練習は終わったよ」と伝えてあげることがメンテナンスに繋がります。