日本空手道不動会

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災害が起きる前に・・・

(特非)日本空手道不動会 副会長 瀬戸口健一


この時期いろいろな場所で避難訓練や防災訓練などが行われています。実は先日子供からこんな質問をされました。「もし家にいる時、大きな地震が発生したら家族はどこへ非難したらいいの?」というものでした。


どうして急にそんなことを言い出すのかと尋ねたら、夏休みの宿題の中で「大きな災害が発生した場合、どこへ避難をするのか家族の方と相談し、事前に避難場所を決めておきましょう。」という課題を先生からもらったからだそうです。普段、私も子供も、職場や学校では、避難訓練などを行っているため、そこで災害が発生したら、どこを通って、どこに避難すればいいのか分かっていますので、まだ安心なのですが、もし、親も大人も近くにいない子供たちだけという状況の時に、大きな災害が発生したとしたら、おそらく子供たちはどこへ避難すればいいか、どこへ行けば親や家族に会えるのかが分からず、あちこち探し回り二次災害に巻き込まれて、大変なことになってしまうのではないかと思いました。そう考えると、今まで気にもしなかったのですが、家族の中で、 『もしものときの避難場所』 を決めておくというのは、非常に大切なことだし、避難場所を決めておけば家族全員が安心するのではないかと思いました。

 いつ来てもおかしくないと言われている東海大地震!M7.0以上という話も・・・私のところでは、早速家族全員で相談し避難場所を決めてそこまで歩いてみました。なんか大袈裟で照れくさいのですが、家族の絆・家族の愛も深まったようでとてもよかったです。

みなさんも一度、家族の中でこういった話をされてみてはいかがでしょうか!!