日本空手道不動会

ラグビーワールドカップ2019

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継続は力

(特非)日本空手道不動会 常任相談役 岩城昭二


こんなお話をおくります。


やせっぽっちで気が小さく喧嘩にも弱く勉強もできない少年が、本州の西の端で貧しくも心豊かに育っていました。

中学時代。空手を習っているいじめっ子が教室で威張っていました。少年はいじめっ子と目を合わせるのがいやで、教室の隅っこに隠れるようにしていました。そこで、空手を習うと喧嘩に強くなれると考えるようになりました。

高校時代。初段を取得した同級生が空手部を作りました。即入部しました。でも、遊び半分では、組手も喧嘩も強くなれませんでした。

青年時代。就職のため豊田市という町に来ました。もう一度空手をやろうと決心し、不動会本部道場に入門しました。まったく期待されませんでした。しかし、初段、二段、三段を取得すると、宗家や館長から声をかけていただけるようになりました。いつしか、練習にのめり込み技や強さを身につける事によって期待される事や新しい目標に向けて努力する喜びを感じていました。

こうした中、日本の経済成長と共に若い不動会は、怒涛のごとく、愛知県・岐阜県の各地に支部を作っていきました。その過程で青年は館長と育ちました。

年月が経ち、成長した息子に組手で負けたと思ったときより、真の指導者を目指そうと心掛けました。

怒らない、叱らない、叩かないと、心に言い聞かせながら指導に励んでいます。もうお分かりですね。

この話は私の空手人生の歩みです。

いつも大会に出場する選手の皆さんや道場生からパワーを頂き「自分に負けるな」と言い聞かせながら、

私は今、新たにボランティア精神で、大きな夢に向かって挑戦して空手人生を歩んでいます。

『試合に負けるのは恥ではない。継続はちからなり!』